桃太郎さん、桃太郎さん〜〜

皆さんもよくご存知の童謡、「桃太郎」の歌。隣の布団屋のおじさんが教えくれました。アイウエオも知らないのに、気づいたらこの歌を覚えていました。

 

私は台湾人です。

歌が大好きだった私は、3歳で台湾の歌から外国の童謡まで歌いこなしていました。趣味でバンドを結成していた父は、音楽や芸能関係の知り合いがたくさんいました。歌が上手だった私のことを知り、ある人のお蔭で、

映画館の公演など、舞台に上がるチャンスをいただきました。一度は、タレント契約の話もあったんですよ。思い返せば、「歌」が私の人生を豊かにしてくれました。

 

ステージへ行く時は、車で送迎、そして、到着すると眩しいステージ、

ファンの方からたくさんの洋服もいただき、まるでお姫様のようなキラキラした日々を送りました。

歌に感謝です。それが「普通」と思っていました。

 

しかし、少し大きくなってから、「それは普通ではないこと」に気づかされました。周りの子は、童謡を歌っているのに、私だけ、歌っていたのは、台湾語の 流行歌や、演歌、ばかり。


わけもわからず、なんかみんなの仲間に入れてもらえないな、と思うことがありました。

 

それで、スポットライト   浴びることもなくなり、まるでパッとライトが消えるように...心まで暗くなりました。

それでステージから離れるようになり、その時から、「背の低い」自分を気にし始め、すっかり、自信のない子供なってしまいました。

 

それから高校まで、静かな普通の生活を送りました。

 

卒業後、思い切って、桃太郎さんのふるさと、日本への留学を選びました。新しい世界でコミュニケーションを取ろうとした時、私にとっての最大の武器を思い出しました。

(そうです、歌です!)

 

骨まで骨まで、

骨まで愛して、欲しいのよ

 

この歌を聞いた周りにいた、日本人の友達が、「え〜すごい!

台湾人なのに、演歌まで知ってるんだ!」

 

その言葉を聞いて、楽しかった歌の思い出が甦りました。

「きらめくステージ」、そして、大きな拍手の音、もう一度、キラキラしたあのステージへ戻るきっかけになりました。

 

子供の頃に、鍛えられた底力で、よく耳にしたこの曲を練習し、

なんと、大学のカラオケ大会で優勝をしたんです。

そこから一気に有名人になりました。

歌に感謝、感謝です。

 

台湾に戻って就職した後も、演歌が大好きな台湾なので、

商談の場で、歌うこともありました。🎵🎵カラオケで盛り上げて、たくさんの仕事を成功させました。「商談の歌姫」とまで呼ばれるようになりました。歌が歌えて、本当に良かったです!

 

今思えば、
人生って∼不思議なものですね

台湾大会のイベントや、パーティーで歌ったことで、日本の皆さんと家族のようなつながりができ、今日のチャンスを得ることができました。

 

あと...後からわかったのですが、桃太郎さんを教えてくれたおじさんは、なんと、中国語の上手な日本人でした。

 

なるほど、歌に感謝するよりも、日本の桃太郎さんに、日本のカラオケに大感謝です。だって、人生に日本・あっての、私ですもの。

これからも、人生をうたい続けます。

 

声は、心と体の健康、と言われています。

歌は、私の心と体、そして、人生を豊かにしてくれます。

🎵みなさんもぜひ歌ってください。

さあ、、どうぞ、ご一緒に!

🎵時の流れに身を任せ∼∼

 


 

 

 

桃太郎さん、桃太郎さん〜〜

這首各位耳熟能詳的童謡「桃太郎」,是鄰居棉被店的伯伯教我的。當時連日文的平假名AIUEO都分不清楚,卻不經意地就記住了。

 

我是個台灣人。

非常喜歡唱歌,3歳就從台灣歌到外國童謡都能駕輕就熟。爸爸因個人興趣有組過樂團,也因此擁有許多音樂界以及藝能界的友人。其中有位朋友得知我對歌唱很拿手,託他的福,得到了電影院公演等躍上舞台的機會。也曾經因此,有經紀公司找我們談藝人經紀契約。回想起來,是「歌唱」豐富了我的人生。

 

前往舞台時,有專車接送、一到現場,絢麗的舞台就映入眼簾、還有許多歌迷會送上許多的漂亮的衣服,彷彿是「小公主」般地歡渡著每一天。

感謝「歌唱」為我帶來的一切。我想這就是「一般普通的生活」,應該大家都一樣

 

但是,年紀稍長之後,才意會到「這一點都不普通」。因為,周遭的小朋友們都還唱著童謡,只有我唱的是「台語流行歌」和「演歌」。

當時也不知道理由??只有覺得總是和大家有些格格不入的地方。

 

因此,鎂光燈的聚焦離開了自己,「啪!」的一聲就像心中的巨燈熄滅了...心裡灰暗成一片。之後,漸漸地遠離舞台。這時,就連「個子小」都變成自己的大缺點,我變成一個完完全全失去自信的小孩。

 

自此之後一直到高中,平静地渡過了真正普通生活。

 

畢業後,下定決心選擇了「桃太郎」的故鄉,前往日本留学。

面對全新的世界,必須要溝通的時候,我想到拿出對我而言最強大的武器…。「是的、就是歌唱!」。

 

骨まで骨まで (愛你入骨)

骨まで愛して、欲しいのよ∼(希望愛我愛到入骨∼)

※歷史悠久有名的演歌「愛你入骨」🎶

 

周遭的日本朋友一聽到我唱這首歌,立刻熱烈反應「哇!超厲害的!怎麼一個台灣人,竟然懂得日本文化的演歌!」

 

聽到這番話,不斷地喚醒歌唱的快樂記憶「閃耀的舞台」、還有,熱情的掌聲,是這個契機,促使自己再次回到閃閃發亮的舞台。

 

小時候所被鍛鍊的深厚基礎,再加上耳熟能詳的曲子不斷地練習,竟然!在日本大學的卡拉OK大賽中大放異彩獲得優勝,自此成為眾所皆知的有名人。

對於「歌唱」由衷地感謝、再感謝。

 

回到台灣就業之後,台灣也很喜愛演歌,所以,在商談的場合,「歌唱」非常派得上用場。🎵🎵卡拉OK炒熱氣氛,在歡樂的過程中,因此促使許多商談的成功。也因為這樣得到了一個稱號「商談的歌姫」。

真是太幸運了,「還好自已會唱歌」!

 

現在回頭一想,

人生って∼不思議なものですね⋯⋯(人生啊!真是不可思議的東西⋯⋯

※昭和歌姫「美空雲雀」的名曲「愛燦燦」
 

因為,在台灣大會的活動和晚宴當中,歌唱的關係和日本的朋友們有了如同家人般的感情,也獲得今天這樣的機會。

 

還有...後來才發現,原來教我唱「桃太郎」的伯伯,

原來是個中文超棒的日本人。

 

原來,與其感謝「歌唱」,更要大大感謝「“日本”的歌曲“桃太郎”」、「“日本”的卡拉OK」。

人生因為有日本・才有現在的我。今後,我會繼續謳歌人生。

 

聲音、可以健康身・心,

「歌唱」、豐富了我的身・心和人生。


各位,請務必為自己歌唱。

「好的、讓我們大家一起來!」

 

時の流れに身を任せ∼∼(任時光匆匆流逝∼∼)

※鄧麗君名曲「我只在乎你」