「アリンーエ、ご飯ですよ」「アリンーエ、ご飯ですよ」。お祖母ちゃんはいつもこういう風に私に呼びます。
皆さんは自分のお祖母ちゃんと仲がいいですか?或いは自分の孫と親しいですか?私は小さい頃から25歳まで、お祖母ちゃんと両親と二人の弟うと一緒に雲林県に住んでいました。私は初めての孫娘で、お祖母ちゃんは私を可愛がります、いつも私を支えてくれました。私はお祖母ちゃんと仲がいいと思っています。
今年の2月9日、台湾の旧正月の前でした。お祖母ちゃんは突然に病気で入院し、私は病院へお見舞いに行きました。病院到着時、クラブの社長から、コンテストの誘いのメッセージが届きました。その為、このコンテストのテーマが私のお祖母ちゃんに決まり、お祖母ちゃんとの思い出がいっぱい浮かび上がりました。
私のお祖母ちゃんは台湾語しか分かりません。前に一緒に住んでいた家は大きい一戸建てです。彼女は私に聞こえるようにいつも大きくて、元気な声で私の台湾語のニックネームを呼びます。「アリンーエ、食事ですよ」。その優し声は今でもずっと心の中に残っております。
彼女は私の事をとても誇りに思ってくれています。他の叔母さんに話しをする時は、いつでも大げさに私の事を褒めます。ある日、私はちょうど外から帰って、お祖母ちゃんは近所の人と雑談していました。「ほら、彼女は私の孫娘です。うちのアリンーエは言語能力がとても高いです。十ヶ国の言葉が話せますよ」と言いました。その時、私はお祖母ちゃんの傍で笑いながら、小さな聲で“そんなに上手ではありませんよ”と返答しました。彼女はきっと、いや、間違いなく私の事が大好きで、私の大ファンと言えるでしょう。
私のお祖母ちゃんは非常に強い人です。若い頃はお爺さんと動物の飼料商売をしており、苦労しました。お爺さんは病気で35年前に亡くなりました。十年前に、私達は近くに引越ししました。その為、お祖母ちゃんは一人暮らしになってしまい、少し寂しい気がしました。お祖母ちゃんは病気になっても、他人の世話を受けず、出来る限り一人で生活しています。87歳ですが、いつも明るくて元気です。自立した日常生活を送り、食事や運動にも気を使っています。
毎年の旧正月はお祖母ちゃんと一緒にお祝いをします。私はもう子供ではありませんが、お祖母ちゃんは毎年私にお年玉をくれます。今年の旧正月はいつもと違い、お祖母ちゃんは体調が悪いので、家でお祝いは無理でした。それなのに、お祖母ちゃんはいつも通りに私のお年玉を準備してくれました。私はすごく感動して、涙が出ました。
お祖母ちゃんはいま入院中で、自由に行動出来ません。私は時々病院へ会いに行き、日常で起こった面白い事お話しします。なるべくお祖母ちゃんを喜ばせたいのです。私は神様へお祖母ちゃんの健康をお祈りします。早く退院出来て、また、あの大きくて元気な声で私の台湾語ニックネーム「アリンーエ」を呼んで欲しいんです。 皆さん、今この瞬間こそ、身近な人へ感謝の気持ちを込めて伝いましょう。皆さん、家族一緒の時間を大切にしよう。
[阿翎ㄌㄧㄥˊ吃飯了!!][阿翎ㄌㄧㄥˊ吃飯了我的阿嬤總是這麼樣地大聲喊我吃飯。 |