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  トヨタ!どうした?  

 

豐田汽車!怎麼了?  
 

2010年 日語組指定演講第二名 王百祿 平和日語

 
トヨタ!どうした?   豐田汽車!怎麼了?
     

1987年、私は長い学生生活を終えて、ようやく新米社会人になりました。下宿から勤務先まで、交通が不便なので、オートバイを買うことにしました。本田のミニバイクを購入しました。日製のバイクなら、本田や鈴木、山葉などの大手メーカーがあります。でも、どこが違うか、というと、エンジン音を聞くだけで分かるのです。道を歩いていると、急に「HON…DA…」、あれは本田のスポーツバイクに違いません。「YA…MA…HA…YA…MA…HA…」そう、山葉の風来坊です。「SU…ZU…KI…」ほら、鈴木の風太郎です。アメリカのバイクなら、「HAR…LEY…HAR…LEY…HAR…LEY…」、ハーレーのモートサイクルです。どうもエンジン音まで会社のブランド戦略の一つになったようです。

  1992年、私は三十代で独身生活にピリオドを打って、愛しい彼女と結婚しました。そして、台北の下宿から、郊外のマイホームに引越しました。本田のバイクもトヨタの自動車に替えました。マイカーでマイワイフを迎え、マイホームで楽しい新婚生活を始めました。子供が出来て、二人出来て、より一層、一家揃って、あっちこっちドライブをして楽しむことが多くなりました。トヨタ車はどこまでも運んでくれるからです。今でも、周りを見ると、トヨタ車ばかりです。事務室の同僚はウイッシュ、課長はカローラ、部長はカムリ、理事はレクサス、私は十七年そのままのコロナです。一台の車を十七年間、二十六万キロ以上も走り続けてきました。さすがにトヨタ車だけあって、頑丈なものです。定期点検をしっかり受けて、いつも好調です。現在までほとんどトラブルはなかったです。もし車を買い換えるなら、やっぱりトヨタ車を買いたいなあ、と思っています。

  ところで、2010年、つまり今年の二月九日に、トヨタ自動車、豊田章男社長が記者会見で、一連の品質問題について、謝罪をしたのです。

  「トヨタ車の、品質や、安全性に関しまして、多くの、皆様に、ご迷惑をお掛けし、またご心配を、お掛けしましたことに対し、この場をお借りしまして、あらためて、お詫び申し上げます。」

  これに伴い、大規模のリコールの実施を始めたのです。従来、超優良企業としての、トヨタ神話が崩壊の危機に陥ったのです。

  さて、トヨタ!どうしたのですか。

  トヨタの高級車「レクサス」は、突然の急加速の問題で、フロアマットの交換とアクセルペダルのリコールを実施したばかりで、泣き面に蜂、ハイブリッド車「プリウス」もアンチロック・ブレーキ・システム、いわゆるABSの瞬間的に利かなくなるトラブルが起こりました。それに、カローラもパワステの不具合で、調査されているところです。

  過去30年間にわたり、トヨタ自動車は高品質の代名詞という好評を保持して来ました。でも、人気車種の広範囲なリコール問題は、「安全と信頼」というトヨタのブランドイメージを大きく傷つけたのです。

  十七年間コロナでドライブしてきたトヨタ車のユーザーの一人としての私は、この一連のトラブルに、トヨタよりも大きなショックを受けさせられたのです。なぜなら、日本の「国際競争力」の象徴であるトヨタ神話の崩壊が始まると、日本の産業そのものも危うくなるだろう、と思ったからです。

  トヨタよ、絶対に失敗しない企業なんか存在していません。とは言え、フロアマットにせよ、アクセルペダルにせよ、パワステにせよ、アンチロック・ブレーキ・システムにせよ、電子制御にせよ、いずれにせよ、事実を確め、失策を正視して、最善を尽くして再起して下さい。

  トヨタよ、奮起せよ!品質管理をもっと強化してほしいものです。「安全と信頼」というブランドイメージをしっかり守ってほしいものです。このユーザーの声に、耳を傾けてほしいものです。

  トヨタ、なんとかしてよ!

  議長!
 
 

1987年,我結束漫長的學生生涯,成了社會新鮮人。從住宿到上班的地方因為交通不便,決定買機車,買了一輛本田的速克逹。日製的機車,有本田、鈴木、山葉等大廠,有何不同?聽引擎聲就知道了。在路上走著,突然「HON…DA…」那一定是本田的跑車。「YA…MA…HA…YA…MA…HA…」那是山葉機車。「SU…ZU…KI…」那是鈴木機車。美國機車的話,「HAR…LEY…HAR…LEY…HAR…LEY…」、哈雷機車。似乎連引擎聲都成了公司形象策略的一部份了。

 




 1992
年、我結束了三十幾歲的單身生活,跟心愛的她結婚了。而且,從台北住宿的地方搬到郊區自宅。本田機車也換成豐田汽車。用自家車迎新嬌娘,在自宅開始快樂的新婚生活。有了小孩,有二兩個小孩,更經常一家人開車到處遊玩。豐田車總是帶我們到想去的地方。現在,看看周遭,幾乎是豐田車,辦公室同事開的WISH、課長開 COROLLA、部長開 CAMRY、董事開 LEXUS、我 17年來開的是 CORONA。一台CORONA 17 26萬公里,真不愧是豐田車,定期檢查,車況良好,到現在幾乎沒什麼狀況。如果要換新車的話,還是想換豐田車。

  






可是,2010年,也就是今年 2 9日,豐田汽車,豐田章男社長,在記者會上,針對一連串品質問題謝罪。

  「對於豐田車的品質、安全性,給大家添麻煩,讓大家擔心,借這個場所,正式地跟大家說抱歉。」

  

接著,開始大規模的召回維修。一直是超優企業的豐田神話,陷入崩壞的危機。


豐田汽車!怎麼了?

  豐田的高級車 LEXUS,因為突然加速的問題,剛剛召回更換踏板跟油門,禍不單行,動力混合車 PRIUS也發生ABS瞬間失效的問題,而且,COROLLA也因為動力方向盤不良遭受調查。

  



過去 30 年來,豐田汽車成了高品質的代名詞,頗受好評。但受歡迎的車種大量召回,對「安全與信賴」的企業形象,是莫大的傷害。

  

17
年來開著 CORONA 身為豐田車的使用者之一的我,在這一連串事件中,比豐田受到更大的衝擊。因為我認為象徵日本「國際競爭力」的豐田神話一旦崩壞,日本產業也就岌岌可危了。

  


豐田啊!絕對沒有不失敗的企業。可是,踏板也好、油門也好、動力方向盤也好、ABS 也好、電子控制也好,不管是什麼,認清事實,改善失誤,以盡最好的努力東山在起。

  

豐田啊!奮起吧!強化品質管理,堅守「安全與品質」的企業形象,希望您傾聽使用者的心聲。

  

豐田!想想辦法吧!