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入国審査
私は、セントレア(Centrair)、つまり中部国際空港から日本に入国しました。入国審査の時に、審査官から、「指紋採取お願いします」と言われました。
「指紋採取ですか、えっと、どちらがよろしいでしょうか。親指?小指?それとも中指?」
「すみません、両手の人差し指を指紋読取機器の上に置いて下さい。」
「はい、はい、承知しました。」
「それから、顔写真もお願いします。」
「顔写真?嬉しいですよ。プリクラを作ってくれるんですね。はい、チーズ!」
「すみません。テロ防止のための撮影です。ポーズはご遠慮下さい。」
「はい、はい、承知しました。チーズ!いや、バター!」
何かテロリスト扱いにされたような気がしました。私のプライバシー権は無視されていしまったようです。日本はいつからまた鎖国の道を歩んだのか、としみじみ感じさせられたんです。
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入境審查
我從名古屋機場入境,入境審杳時、審查官說:「請按指紋!」
「按指紋嗎?要按哪一指呢?拇指?小指?還是中指?」
「對不起!請將兩手食指放在指紋讀取機上。」
「好!好!知道了!」
「然後,要拍臉部照片。」
「臉部照片?好高興哦!幫我做大頭貼吔!Cheese!」
「對不起!這是防恐照,請不要擺Pose!」
「好!好!知道了!Cheese!不!Butter!」
覺得我好像是被當成恐怖份子。我的隱私權似乎被漠視了。日本從什麼時候又開始走向鎖國之路了呢?令人感慨不已。
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ナンパ
夜、町でぶらぶらしているところへ、声を掛けられました。
「お兄ちゃん、エステしませんか。」と若いコギャルから、声を掛けられたんです。
「エステって、なに?」そっそく電子辞書を出して調べてみると、「エステ:フランス語、エステティックの略、全身を対象とした美容。」なるへそ、全身美容のことですね。あれ?まさか!エッチ!でも、「一人旅の一匹狼の俺には、いいことじゃないか。」ちょっとよろめきそうになりましたら、
「ねえ、ねえ、お兄ちゃん、痺れさせて上げるわ!」と、目をパチパチして、誘ってくれたんです。
いわゆる「旅の恥は掻き捨て」、よし!じゃ、パーと行きましょう!でも、そういう土壇場になった私は、すっかり気が萎えてしまいました。女房の角を生やした顔がちらちらして、朝飯抜きだったし、心で我慢、我慢して、、声を掛けたコギャルに、
「エクスキューズミー!日本語はぜんぜん出来ません。アイムソリー!」と誤魔化しながら、ティシュペーパーをもらって、逃げてしまいました。なぜなら、私は夜道の歩けない男だからです。なぜなら、女房が怖いからです。
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搭訕
晚上,在街上溜躂溜躂著,被年輕的辣妹搭訕:
「大哥!要不要
Esthe?」「Esthe?是什麼東東?」趕緊拿出電子字典查詢:
「Esthe:法文,Esthetics的略語,全身美容。」原來如此!是全身美容哦!不會吧!好色哦!可是,對獨自旅遊獨狐一匹狼的我而言,不就是送上門的好康嗎?正在迷網的是候…
「ㄋㄟ!ㄋㄟ!、大哥!包你舒服喔!」辣妹眨著雙眼邀請我。
所謂「在外旅遊不怕丟臉」。好!衝啊!可是,到了那樣的最後關頭的我,完全喪了氣…老婆變臉我就沒飯吃。只好跟搭訕的辣妹敷衍:
「excuse
me!我不會說日語!I
am sorry!」拿了面紙就閃人。為什麼?因為我是個不能走夜路的男人。為什麼?因為PTT。
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幻の手羽先
夕食は、友人と居酒屋へ行きました。地元グルメの「幻の手羽先」という看板料理で有名なチェーンストアです。「秘伝のタレとピリリと利いたコショウが味の決め手」とメニューに書いてありますが、名物の手羽先を注文したら、一人前400円(税込み)、出されたお皿に、唐揚げ手羽先が五本しか載せてありません。
「まあ、可愛い手羽先、こんなにちいちゃい手羽先は初めて見たわ。あたい、何本も食べれるわよ。」と友人にからかわれました。だって、私は早い者勝ちとばかりに、両手に手羽先を掴み、前歯でぱりぱりぱりぱり、ぱりぱりぱりぱり、と一所懸命食っていました。次に注文した料理もびっくり仰天、みみっちい「なんこつ唐揚」とか、「鶏皮カラ揚げ」など、普段あまり食べないものばかりでした。少しぼられた感じがしました。 |
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夢幻炸雞翅
晚餐跟朋友到居酒屋去。是一家以當地美食「夢幻炸雞翅」而聞名的連鎖店。菜單上寫著「秘傳的醬汁跟辛辣的胡椒是味覺的妙訣」。點了招牌的雞翅膀,一人份400日圓(含稅),端出來的盤子上只擺著5支炸雞翅。
「噯吆!好口愛的雞翅哦!這麼小咖的雞翅,人家還是第一次看到呢!人家可以吃好多支哦!」朋友調侃著。我呢,先吃先贏。雙手抓著雞翅,用門牙拼命地啃。接下來點的菜也令人大吃一驚,小氣巴拉的「炸雞軟骨」、「炸雞皮」等,都是平常不太吃的東西。有點被敲竹槓的感覺。
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結び
バブル景気が崩壊してから、平成不況が続き、それにアメリカの金融危機に影響され、日本がふたたび「失われた10年」に突入していることを、「幻の手羽先」が「ちいちゃい手羽先」に変わることから窺えるようで、私の心の中の日本神話が崩れてゆくような淋しさの、今回の日本見聞でした。次に行った時は、もっと明るい楽しい日本であってほしいものです。もっとデカイ手羽先が腹一杯食いたいなあと思います。
ご静聴どうもありがとうございました。 |
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結語
泡沫經濟破滅之後,接著平成不景氣,再加上受到美國金融危機的影響,日本再度面臨「失去的10年」,這可以從「夢幻炸雞翅」變成「小咖雞翅膀」一窺端倪。我心中的日本神話幻滅的落漠,就是這次的日本見聞。希望下次再到日本時,能更開朗、更快樂!更可以好好地吃一頓巨無霸的炸雞翅。
謝謝傾聽! |
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