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私のPUPPY  

 

秋季大会ユーモアスピーチコンテスト   黃麗芬  中央日語

 


あなたはお子さんがいますか。一人、二人或いは三人。私には子供が一人います。

でも、この答えは多分私の周りにいる人達はびっくりなさるでしょう。「えっ、あなたに子供がいるの?」『うそでしょう。いつ産んだの?今、何歳?』また、「あなたとずっと一緒に仕事をしているし、毎日あなたの側にいるし、あなたに子供がいることなんて信じられない。」とたくさんの疑問をお持ちになるでしょう。しかし、確かに、私には子供が一人います。そして、この子は間もなく二歳になります。ほら、見てください。これは私の子供の写真です。         

多分、皆さんはこれを見たら、「なんだ、ワンちゃんじゃないの?子供じゃないでしょう」と思うかもしれませんが、このワンちゃんは私にとって、子供のように、そして、一番大切な宝物なんですよ。ひとつの秘密を皆さんに教えます。この子が家に来てから、ある日、主人が私にこう聞きました。『あなたにとって、誰が一番大切なの?』「もちろん、あなたですよ」と私は答えました。この答えを聞いた主人はすごく満足な顔をしました。でも、この子が一番大切な宝物だということが主人に分かってしまったら、きっと私と離婚します。だから、この事は絶対に主人に内緒してください。

今、私の一日のスタートはこの子を面倒をみることです。そして、私の一日の終わりもこの子を面倒をみることです。私の会社の始業は朝7時45分からです。この子がまだ生まれていない時は、私は大体6時40分に起きました。しかし、この子が生まれてから、もう変わりました。それはこの子は大抵朝6時ごろ、ご飯を食べるからです。今は、私は毎朝5時50分ごろ、起きます。そして、この子は私の起きた音をきいたら、すぐ「うんうんうん」と私を呼びます。もし、私が朝寝坊をしたら、この子はきっと「うんうん、ワンワン」と私を起こします。23回こんな声で私を呼んでも、私がそのまま起きていないなら、今度はこんな声を出します。『うんうん、ワンワンワン』『うんうん、ワンワンワン』とします。

また、この子に食事を出したら、この子は必ず一歩ぐらい下がって、そして、目はじっと私の顔を見ます。「食べて」と言ったら、一歩前に進んで、「パクパクパクパク」と食べ始めます。そして、この子がまだ小さいごろから、食事の後、牛乳を飲ませています。だから、食事が済んだら、この子はこういう風に座って、牛乳を待ちます。

それから、「散歩に行きましょう」と言ったら、この子はすぐ玄関のドアまで、走って行って、そこに座って、私を待ちます。この子は大変活発です。だから、一緒に遊ぶとき、服装を替えないとめちゃめちゃにされてしまうので、このように服を替えます。

この格好は料理を作るのではなく、この子を散歩させるときや一緒に遊ぶ時の専用の服装です。この子はこの服装を見ると、すぐ「ママが今私と遊んでくれる」とか、「今から、散歩に連れてってくれる」ということが分かるのです。

それから、夜寝る前に大抵10時ごろですが、この子を散歩させないと、この子はどうもやることが残しているような態度で、「クーンクーンクーン」と私にせがみます。それで、散歩をさせると、満足して、寝ます。でも、この子の夜の食事は私たち夫婦ども、遅くなって、例えば、9時に食事し、その後すぐ散歩したとしても、寝る前にもう一度散歩しないと眠りません。どうも、この子は寝る前に散歩をする習慣になってしまったようです。

この子がだんだん大きくなるにつれ、ひとつの悩みが出て来ました。それはこの子を散歩させているとき、もし、近くに、見た感じがちょっと変わっている人を見ると、この子は必ず大声を出します。また、マンションで掃除などを手伝ってる人たちにも同じです。でも、綺麗で、若い女性を見ると、この子はすぐしっぽを振りながら、その人の側に近づいていきます。会う人によって、こんなに違う反応があり、我が子ながら私に似ず、困っています。もしかすると、この子はエッチな子になったのかもしれませんね。ちなみに、この子は男の子です。

このように育ったこの子はこれからいくら大きくなっても、いつまでも私のPUPPYです。あ、そうそう。まだこの子の名前を皆さんに教えていませんでした。主人の苗字は王で、この子の名前は王´LUKKYです。でも、普通、LUKKYだけを呼んでいます。今度、もしチャンスがあれば、皆さんに正式に紹介します。